妊娠が分かって「まず何をすればいいんだろう」と思ったとき、制度の話と通院先の話が頭の中で混ざってしまう。そんな迷いから検索を始めた方は多いと思います。
地域情報メディア『あしがらイイトコ』でエリア担当をしている、うちともです。妊婦健診に関する制度が令和8年4月から変わっていることを知り、窓口の扱いも含めて公式情報をもとに整理してみました。
この記事では、受診券と助成の見方、母子手帳を受け取った後の流れ、里帰り出産での扱い、通院先を考えるときの生活面を順番に見ていきます。
まず確認したい、小田原市の妊婦健診の全体像
小田原市では、住民登録のある妊婦さんの妊婦健診費用を助成しています。1回の妊娠につき14回分(多胎の場合は19回分)が対象です。
令和8年4月から、これまでの「妊婦健康診査費用補助券」が「妊婦健康診査受診券」という名称に変わりました。それ以前に交付された補助券はそのまま使えると案内されていますが、手元にある券の種類を確認しておくと安心です。
受診券と追加補助券、二種類ある理由
令和8年4月から、受診券とは別に妊婦健康診査追加補助券(合計36,000円分)が発行されるようになりました。費用負担をさらに減らすための上乗せ分です。
受診の際は、受診券と追加補助券を一緒に医療機関の窓口へ出す形になります。使い方や対象になる健診は、小田原市公式サイトか交付時の冊子で確認してください。
| 種類 | 主な金額・内容 |
|---|---|
| 妊婦健康診査受診券(医療機関専用) | 13,000円(1回目) |
| 妊婦健康診査受診券(2〜5回目) | 各4,000円 |
| 妊婦健康診査受診券(6〜10回目) | 各6,000円 |
| 妊婦健康診査受診券(11〜14回目) | 各4,000円 |
| 妊婦健康診査追加補助券(1〜4枚目) | 各5,000円 |
| 妊婦健康診査追加補助券(5〜7枚目) | 各3,000円 |
| 妊婦健康診査追加補助券(8〜14枚目) | 各1,000円 |
助成の合計額は111,000円(多胎の場合は136,000円)とされています。金額の内訳は変わる可能性もあるため、申請前や受診前に公式情報で確認しておくと安心です。
母子手帳を受け取るまでの流れと窓口
妊娠が分かったら、医療機関から「妊娠届出書」を受け取り、市の窓口へ持参します。窓口は予約制になっているため、当日に動こうとすると動けない場合があります。早めに電話で予約を入れておくのが、わたしがまず勧めたい順番です。
市外で受診した場合は、市の窓口または公式サイトから妊娠届出書を用意できる場合があります。
はーもにぃ(0465-46-6125)か、はっぴぃ(保健センター内)で交付を受ける流れです。予約先や受付時間は、最新の公式情報で確認してください。
マイナンバーが分かるものや本人確認書類などが必要になります。保健師との面談もあります。
通院先を選ぶときに気になる生活面
通院先を考えるとき、わたしは「駐車場があるかどうか」をかなり気にします。小田原の街なかは場所によって車を停めにくいところもあるので、健診の頻度が高くなる時期のことを想像すると、そこから確認したくなるんですよね。
予約の取りやすさや診療日程も、長く通うなら見ておきたいところです。仕事や生活リズムとのかみ合わせは、最初の段階で確認しておくと後で迷いにくいと感じています。

駐車場と予約の取りやすさ、先に確認しておくと楽ですよ
里帰り出産で知っておきたい受診券の扱い
里帰り先が県外の場合、小田原市の受診券が使えない医療機関もあります。受診券が使えるかどうかは、受診前に医療機関へ確認しておくと安心です。
使えなかった場合に備えて、領収書は必ず受け取って保管しておきましょう。後で「償還払い」という形で、市へ請求できる場合があります。
償還払いの手続きも予約制と案内されています。産後に申請する流れになるため、里帰り前に窓口へ電話で確認しておくと、戻ってから慌てにくくなります。
- 里帰り先で受診券が使えた場合
-
医療機関の窓口で補助券・受診券を提出します。
- 里帰り先で受診券が使えなかった場合
-
いったん自己負担で受診し、産後に償還払いを申請する流れになります。領収書は忘れずに保管しておきましょう。
転入してきた場合の手続きの違い
妊娠中に小田原市へ転入した場合は、受診券の交付申請が別途必要になります。母子手帳をすでに持っている場合でも、受診券や産婦健康診査費用補助券については小田原市で手続きが必要です。
この場合もはーもにぃへ電話予約が必要と案内されています。転入時の健診実施状況に合わせて必要な回数分が交付されるため、引っ越し後は早めに相談しておくと安心です。
自己負担が出やすい場面を知っておく
助成がある健診でも、受診券の上限額を超えた分は自己負担になります。検査内容や医療機関によって金額は変わるため、気になる場合は受診前に確認しておくと安心です。
産後の「産婦健康診査」は、産後2週間と産後1か月の2回が対象で、各回5,000円を上限に助成されます。こちらも受診前に補助券を出す流れになるため、出産前から手元の券を確認しておくと迷いにくいです。
予約と受診間隔で迷いやすいところ
健診の間隔は妊娠週数によって変わります。前半はおおむね4週に1回、後半になるにつれて間隔が短くなる流れです。
迷いやすいのが、「次の予約をいつ入れるか」です。医療機関によっては健診当日に次の予約を入れる方式のところもあるので、最初の受診時に確認しておくと後で焦らなくて済みます。
窓口と医療機関、それぞれの役割の違い
市の窓口(はーもにぃ・はっぴぃ)は、受診券の交付や母子手帳の交付、保健師との相談窓口です。医療的な診察は行いません。
医療機関は実際の健診・診察を行う場所。制度に関する疑問は窓口へ、体調の相談は医療機関へ、というふうに分けて考えると動きやすいです。
見落としやすい持ち物と手続きの抜け
母子手帳の交付や医療機関での受診では、必要な持ち物が少し違います。特に医療機関へ行くときは、母子手帳と受診券をセットで持参します。どちらか一方を忘れると補助が受けられない場合があります。
- 母子健康手帳
- 妊婦健康診査受診券・追加補助券
- マイナンバーが分かるものや本人確認書類
- 健康保険証または資格確認書など、医療機関で必要になるもの
- 里帰り先の受診領収書(該当する場合)
必要な書類は、手続きの内容や本人申請・代理申請によって変わることがあります。予約の電話を入れるときに「当日持っていくもの」を一緒に確認しておくと安心です。
今日、まず一つだけ確認するとしたら
妊娠が分かって最初に動けることは、「母子手帳の交付予約を入れること」だと思います。窓口は予約制で、当日に行っても受けられない場合があります。まず電話で予約方法と持ち物を確認しておくと、次の流れが見えやすくなります。
予約のときに「何を持っていけばいいか」を一言聞いておくと当日に迷わずに済みますし、わたし自身も、窓口に行く前に電話で確認した方が安心だと感じることが多いです。
制度の細かい部分は変わることがあるので、受診前には小田原市の公式サイトかはーもにぃへの電話で最新情報を確認してみてくださいね。












