【小田原市】小中学校の再編はいつから|12校への集約と確認先

「うちの子の学校、どうなるんだろう」と気になっている方も多いと思います。小田原市内の全小中学校を、順番に小中一貫校へ再編していく案が、2026年6月に市議会委員会で報告され、市公式ページにも答申として掲載されました。

地域情報メディア『あしがらイイトコ』でエリアを担当している「うちとも」です。この記事では、今回の計画で「まず何を見ればいいか」という順番でお伝えします。

まずは、いつ・どこが変わるのか、自分の地域の学校はどうなるのか、今の段階で確認できることはどこにあるかを整理します。

目次

全36校を12校にまとめる答申が出た

2026年6月8日の市議会委員会で、「新しい学校づくり推進基本計画」の答申が報告されました。現在の小学校25校・中学校11校、合わせて36校を、2050年度までに12の小中一貫校へ再編するという内容です。

ただし、現時点ではまだ「答申」の段階です。市の正式な計画として決定するには、これから成案化に向けた手続きが必要になります。市民説明会なども予定されているため、最新の進み方は市公式ページで確認しておくと安心です。

最初に再編されるのはどの学校か

現時点の案では、最も早い一貫校化は2031年度とされています。具体的には次の2校が、早い段階で整備される小中一貫校として示されています。

  • 大窪小に設置:早川小・大窪小・城南中を再編
  • 豊川小に設置:豊川小・千代中の一部・鴨宮中の一部を再編

この2校が早い段階の事例になり、その後は順次、市内全体に広げていく流れです。計画全体の期間は2027年度から2050年度まで、8年ごとの3期に分けて進む方針とされています。

12校の配置はどうなっているか

再編後の12校は、既存の学校用地を活用して設置される予定です。校舎については、学校の状況に応じて改築・長寿命化改修・増築などで対応する方針です。

設置校集約される学校
城山中三の丸小・芦子小・片浦小・城山中
大窪小早川小・大窪小・城南中
町田小新玉小・山王小・町田中・白鴎中
白山中足柄小・久野小・白山中
泉中富水小・東富水小・泉中
報徳小桜井小・報徳小・城北中
千代中曽我小・下曽我小・千代小・千代中の一部
豊川小豊川小・鴨宮中の一部・千代中の一部
鴨宮中下府中小・矢作小・鴨宮中の一部
国府津小国府津小・国府津中
富士見小酒匂小・富士見小・酒匂中
下中小前羽小・下中小・橘中

小田原市公式ページでは、2026年6月12日に訂正版PDFが掲載されています。特に下府中小周辺は記載の修正があったため、該当する地域の方は最新の配置リストを確認しておくと安心です。

計画が進むと、小学校18校・中学校7校が順次閉校する見通しです。ただし個別の時期は今後の調整次第で、現段階では目安として見ておくのが無理がありません。

なぜここまで大きな再編になったのか

背景にあるのは少子化と施設の老朽化です。2025年度の市内の児童生徒数は約1万2090人で、1982年度のピーク時から半減しています。

全小中学校の4割超にあたる16校では、すでにクラス替えができない状況です。20年後にはその割合が5割を超えると予測されており、施設面でも築40年超の校舎が8割以上を占めています。

「小中一貫型」とはどんな形か

今回の計画では、最初から9年制の「義務教育学校」にするのではなく、「小中一貫型」という形でスタートする方針です。組織としては小学校と中学校がそれぞれ独立しつつ、同じ敷地内を基本に連携した教育を行う方式です。

将来的には義務教育学校への移行も検討されますが、それは各校の状況を見ながらの話になります。まず「一貫型」として運営を始めるというのが、今回の計画の出発点です。

通学距離と費用の負担はどう扱うか

気になるのが「学校が遠くなるのでは」という点です。計画では通学距離の目安として、小学校は約2キロメートル、中学校は約4キロメートル以内が示されています。

それを超えるケースや個別の事情には、自転車の活用(中学生のみ)・電車・バスの利用、通学費の補助、また近い学校への指定変更といった対応が検討されています。ただし具体的な条件はこれからの調整になるため、詳細は市公式情報や説明会で確認が必要です。

「うちの子の学校区まで変わるのか」は、答申の配置リストと今後の説明会情報をあわせて確認しておくと安心です

学校の跡地はどうなるのか

閉校後の校舎や敷地については、答申の中で避難所機能や地域コミュニティ機能の維持・代替方針を策定するよう求められています。

地域によっては、防災面でも身近な施設として機能している学校があります。跡地の使われ方は、今後の話し合いの場で詰められていくことになります。具体的な方針はまだ決まっていないため、今後の説明会で確認しておきたいところです。

計画の費用はどれくらい違うのか

市の試算では、現行の36校を維持した場合の施設整備費は今後40年間で約2587億円。一方、今回の再編案に基づく24年間の整備費は約1146億円とされています。

現行維持の場合(40年間)

約2587億円(市試算)

再編計画の場合(24年間)

約1146億円(市試算)

単純計算では差額は1400億円以上になります。費用面での違いも、再編案が示された背景の一つです。ただし試算はあくまで見込みであり、実際の整備内容や物価の変動などによって変わる可能性があります。

今の段階で確認できることと窓口

現時点での計画はまだ「答申」段階です。成案化に向けて、市民説明会や地域での意見交換が行われる予定になっています。

STEP
12校の配置リストでわが子の学校区を確認する

設置校と集約校の一覧を見て、子どもが通う学校がどの一貫校に統合される案になっているか確認しましょう。

STEP
市公式サイトで答申の全文を確認する

小田原市公式サイトの「新しい学校づくり推進基本計画(答申)」ページに全文PDFがあります。2026年6月12日に訂正版PDFが掲載されているため、最新の資料を見るようにしてください。

STEP
市民説明会の日程を確認する

説明会は今後案内される予定です。個別の疑問は、教育部・教育総務課(電話:0465-33-1671)へ問い合わせるのが確実です。

今の段階で一つだけ見ておきたい

小田原市公式サイトの「新しい学校づくり推進基本計画(答申)」のページに、12校の配置リストとこれからの進め方が載っています。まず自分の地域の学校がどの一貫校に入る案なのかを確認しておくだけでも、だいぶ見通しが変わります。

わたし自身も、地域の公共施設がどう変わっていくかはかなり気にしています。学校はただの建物ではなく、地域行事や避難所としての役割もある場所。どこが残り、どこが変わるかは、住む場所を考えるときにも関係してくる話だと感じています。

計画はまだ動き始めた段階です。市民説明会の案内が出たら、都合が合う範囲で参加してみるのも一つです。自分の地域のことを、自分の言葉で確認できる場は多くありません。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「あしがらイイトコ」うちとも

南足柄市、小田原市、開成町が主な生活圏のうちともです。地域情報メディア『あしがらイイトコ』で、西湘・足柄地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています。

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