【小田原市】久野から穴部へのバイパスが6月27日開通|新坂下トンネルを含む約1kmの新ルート

小田原北部から市内に向かうとき、久野あたりで道が混んでいたり、あの坂がどうにも通りにくいと感じていた方は多いと思います。6月27日に、そこへのバイパスがついに開通します。

こんにちは、地域情報メディア『あしがらイイトコ』エリア担当ライターのうちとも(小田原市在住)です。わたし自身、平日は小田原方面へ出かけることが多く、あの県道の混み方はずっと気になっていました。

今回は、開通する区間がどこからどこまでなのか、何が変わるのか、そして開通後の動き方についてご案内します。

目次

どの道が、どこからどこまで開通するのか

今回開通するのは、都市計画道路「城山多古線」と「小田原山北線」のうち、山神下交差点から穴部駅入口交差点までの約1.0kmです。

この事業は全体で約3.1kmあり、城山中学校入口交差点から山神下交差点までの約2.1kmはすでに通れる状態でした。今回の区間が加わることで、全線がひとつながりになります。

なぜここが課題だったのか、現道の話

現在の県道74号(小田原山北)は、久野坂下交差点から上多古交差点にかけて幅員が4.8mしかありません。車1台がやっと通れる幅で、大型車の通行はほぼ不可能な状態です。

歩道がない箇所もあり、坂も急です。わたしもあの道を走るたびに、対向車が来たらどうするかと少し身構えていました。慢性的な渋滞もあり、地域の方からは長年改善を求める声があがっていたようです。

新坂下トンネルを含む新しい道の仕様

今回開通する区間には、約230mの新坂下トンネルが含まれます。このトンネルの名前は市が公募で決めたもので、273人から305件の応募があったそうです。

幅員

11.25m(現道の4.8mから大幅に広がります)

車道

両方向に通行できる構成

歩道

整備済み(現道には歩道のない箇所があります)

トンネル延長

約230m(新坂下トンネル)

開通日時と開通式の場所を整理すると

開通日は2026年6月27日(土)で、一般の通行開始は午後3時の予定です。

項目内容
開通日2026年6月27日(土)
通行開始時刻午後3時(予定)
開通式同日 午前10時から正午ごろ
開通式の場所山神下交差点付近

開通式への一般参加は近隣自治会の方に限られています。見学したい方は回覧でのご案内と事前申込が必要ですので、該当の方はご確認を。

通れるようになると何が変わるのか

大雄山、塚原方面から小田原駅・市役所・市立総合医療センター(旧市立病院)へ車で向かう際、2つもしくは3つの踏切を渡る必要がありました。このバイパスが開通することで踏切を渡る必要がなくなるため、渋滞緩和はもちろん、救急車が市立総合医療センター(旧市立病院)へ行き来しやすくなります

特にこうした大型車や緊急車両が通れなかった点が大幅に改善されるというのは、救急や防災、物流の面でも非常に大きな変化です。

また、通過する車が新しいバイパスへ移ることで、現道を歩く方にとっても少し安全に動きやすくなることが期待されます。バスの時間や用事のついでに立ち寄る感覚で、このあたりを使いやすくなるかもしれません。

防災の面でも役割がある路線です

この路線は第1次緊急輸送道路に指定されています。災害が起きたとき、救急車や物資を運ぶ車が優先的に通る道として機能する路線です。

現道は幅が狭く大型車が通れない状態でしたから、いざというときに使えないという問題がありました。バイパスの開通でその部分が解消されます。普段の通行だけでなく、万一のときの備えという意味でも意味のある道路整備だと感じます。

開通後に気をつけたいこと、あると思います

新しい道ができると、最初のうちはルートに慣れていない車が増えることがあります。交差点の作りや信号のタイミングを確認しながら走るのが無難です。

わたしの感覚だと、開通直後の週末は道の様子を見に来る車でいつもより混みやすいことが多いです。急いでいるときは、もう少し落ち着いてから走るほうが無理がありません。

開通直後の週末は、様子見の車が多めかもしれません

よく疑問になりそうなことを確認しておくと

「通行料はかかるのか」「どこを曲がればいいのか分からない」という声がありそうです。現時点での公式発表では通行料の案内はなく、一般道としての開通です。詳細なルートは神奈川県公式サイトの添付資料(PDF)で図面が確認できます。

  • 通行料:なし(一般道として開通)
  • 開通区間の図面:神奈川県公式サイトのPDF資料で確認できます
  • 問い合わせ先:県西土木事務所小田原土木センター(0465-33-1527)
  • 小田原市のページ(都市計画道路関連)でも案内が出ています

開通前に一度ルートを頭に入れておくと安心

6月27日の午後3時以降から通行できます。当日の午前中は開通式があるため、式典が終わる正午ごろまでは周辺が少し混み合う可能性があります。初めて走る前に、神奈川県の公式サイトでルート図を一枚確認しておくだけで、当日戸惑いにくくなります。

STEP
神奈川県公式サイトでルート図を確認する

「城山多古線 開通」で検索すると県のページが出てきます。PDFの図面で開通区間と周辺の交差点名が確認できます。

STEP
はじめての通行は急がないタイミングで

開通直後は慣れない車も多めです。時間に余裕があるときに一度走っておくと、次から動きやすくなります。

STEP
気になる点は小田原土木センターへ

ルートの細かい疑問は、県西土木事務所小田原土木センター(0465-33-1527)へ。公式の窓口で確認するのがいちばん確実です。

わたし自身も市立病院や市役所などに行く際は、あの坂と狭い道が苦手でしたので、五百羅漢駅のところを曲がって行っていました。ただ、そちらも踏切が3つあり、保育園もあるため走行には注意が必要だし決して通りやすいとは言えない道だったので、今回のバイパス開通がとても嬉しいです。

お出かけやお買い物のルートを考えるとき、少し選択肢が増えたと思っていただけたら幸いです。みなさんの移動がすこし楽になりますように。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「あしがらイイトコ」うちとも

南足柄市、小田原市、開成町が主な生活圏のうちともです。地域情報メディア『あしがらイイトコ』で、西湘・足柄地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています。

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次